どれだけ準備しても、受験当日に緊張してしまうのは当然のことです。しかし緊張を適切にコントロールできれば、本来の実力を最大限に発揮できます。この記事では、高校受験当日に使えるメンタルコントロールの具体的な方法をご紹介します。
受験当日の緊張は「適度」なら味方になる
緊張は悪いものではありません。心理学では「適度な緊張(覚醒)が最高のパフォーマンスを生む」というヤーキーズ・ドッドソンの法則が知られています。問題なのは過度な緊張です。「少し緊張している自分は普通だ」と受け入れることが、パニックを防ぐ第一歩です。
前日の夜にやるべきこと・やってはいけないこと
やるべきこと
- 明日の持ち物を全部確認して鞄に入れる
- 試験会場までのルートを確認する
- 今まで解いた問題の「解けた記録」を見直す(自信の補充)
- 21時〜22時には就寝する
- リラクゼーション音楽や深呼吸で心を落ち着かせる
やってはいけないこと
- 前日の深夜まで詰め込み勉強(疲労が増すだけ)
- 新しい問題や範囲に手をつける
- SNSで他の受験生の状況を確認する
- 「もし落ちたら」という最悪のシナリオを考え続ける
当日の朝のメンタル管理
朝食を必ず食べる
脳のエネルギーはブドウ糖です。朝食を抜くと集中力・判断力が著しく低下します。消化が良く慣れ親しんだ食事(ごはん・味噌汁・卵など)が理想です。
「自分だけの儀式」を持つ
試験会場に向かう前に行うルーティン(好きな音楽を聴く、深呼吸する、特定の言葉を唱えるなど)を事前に作っておくと、当日の緊張感を適切なレベルに整えやすくなります。
試験中のメンタルコントロール
わからない問題に出会ったとき
解けない問題に時間をかけすぎると、解ける問題に手が回らなくなります。わからない問題は一旦飛ばし、全体を見渡してから戻る戦略が有効です。「飛ばす=諦める」ではなく「時間配分の工夫」です。
パニックになりかけたとき
試験中に頭が真っ白になりそうなとき、鉛筆を置いて目を閉じ、5秒間だけ深呼吸をしてください。たった5秒で交感神経の過剰な興奮を抑えられます。
セルフトークを活用する
「落ち着いて」「一問ずつ」「自分はできる」など、自分を励ます短い言葉を事前に決めておき、緊張したときに心の中で繰り返しましょう。
試験終了後の気持ちの整え方
科目と科目の間の休憩時間に「さっきの問題ができなかった」と落ち込むのは禁物です。終わった科目は変えられません。次の科目に向けてリセットする習慣を持ちましょう。好きな食べ物を少し食べたり、深呼吸したりしてリフレッシュするのが効果的です。